
妊娠中は身体にさまざまな変化が起こり、とくに脚や足のむくみに悩むママが多くいらっしゃいます。むくみは見た目の問題だけでなく、重だるさや痛み、さらには腰痛など別の不調を引き起こすことも。そこでおすすめしたいのが「マタニティオイルマッサージ」です。当院では妊娠期の特有の不調に合わせた安全・安心なオイルマッサージをご提供し、多くの妊婦さんにご好評いただいています。この記事では、マタニティオイルマッサージの効果や施術のポイント、受ける流れなどを詳しくご紹介します。ぜひ最後までお読みいただき、妊娠中のむくみケアの参考にしてください。
妊娠中のむくみの原因
妊娠が進むにつれて女性ホルモンのバランスや血液量が増加し、体内の水分や血液循環に変化が生じます。これがむくみの大きな要因となり、とくに脚や足首、ふくらはぎに症状が現れやすくなります。
ホルモンバランスの変化
妊娠中はプロゲステロン(黄体ホルモン)やエストロゲン(卵胞ホルモン)が増加します。これらホルモンには血管を拡張させる働きがあり、血管透過性が高まると血液中の水分が血管外に漏れやすくなります。結果として皮下に水分が溜まり、むくみとなって現れるのです。
血液・リンパの循環低下
大きくなった子宮が下大静脈や骨盤内の血管を圧迫することで、下肢への血流やリンパの流れが滞りがちになります。そのため老廃物や余分な水分が脚に溜まり、むくみが強く出やすくなるのです。
体重増加と姿勢の変化
体重が増えると筋肉や血管、リンパにかかる負担が大きくなります。またお腹が前に突き出す姿勢の変化が下肢への血流をさらに妨げ、むくみを助長します。長時間の立ち仕事や座りっぱなしもむくみを悪化させる要因です。
マタニティオイルマッサージとは
マタニティオイルマッサージは、妊娠中の方専用に開発されたオイルを用い、脚や腰まわりを中心に優しく丁寧にほぐしていくケアメニューです。当院では妊娠週数や体調に合わせた圧の加減、施術体勢を工夫し、安全を最優先に施術を行っています。
天然オイルの使用
妊娠中のお肌は敏感になりやすく、刺激に弱くなる傾向があります。当院では低刺激で保湿効果の高い天然植物オイルを採用し、皮膚バリアを守りながらじんわりとほぐしていきます。
脚や腰を中心としたケア
むくみが特に出やすいふくらはぎや足首、太ももはもちろん、骨盤まわりのコリや腰痛の予防にもアプローチ。血流とリンパの流れを促進し、疲労物質や余分な水分を流しやすくします。
リラクゼーション効果
オイルの滑らかな触感とゆったりとしたストロークで、心身ともにリラックス効果が得られます。副交感神経が優位になり、ストレス軽減や安眠にもつながりやすいのが特徴です。
施術の安心・安全なポイント
当院では妊婦さんが安心して施術を受けられるよう、以下のポイントを徹底しています。
妊娠週数に応じた圧加減と体勢
お腹の大きさや体調に合わせ、横向きや座位など無理のない体勢で行います。圧の強さも個々の状態に合わせて調整し、決して痛みを感じさせません。
使用オイルの安全性
無香料・無着色の植物性オイルを使用し、妊婦さんのお肌にも優しい処方です。敏感肌の方にも安心してお使いいただけます。
国家資格保有者による施術
施術者はあん摩マッサージ指圧師の国家資格保持者です。妊婦さん特有の注意点やツボの禁忌を熟知し、安全を最優先で対応いたします。
マタニティオイルマッサージを受ける流れ
初めての方にも安心してご利用いただけるよう、当院では以下の流れで施術を進めます。
事前カウンセリング
お身体の状態や経過、過去のご経験を伺いながら、むくみの程度や腰・骨盤まわりの張り具合をチェックします。不安な点や気になる箇所を何でもご相談ください。
施術当日の流れ
ベッドに横になり、必要に応じてクッションで体勢を安定させます。使用オイルを温めてから脚→腰→背中→デコルテの順に丁寧にほぐしていきます。施術中はリラックスできるよう、照明や音楽にも配慮しています。
アフターケアのアドバイス
施術後は水分補給やストレッチの方法、日常生活での姿勢のポイントをアドバイス。次回の間隔やセルフケア方法もお伝えし、むくみにくい身体づくりをサポートします。
まとめ
妊娠中のむくみは放っておくと慢性化し、腰痛や血行不良を招くことがあります。マタニティオイルマッサージは、安全性に配慮した天然オイルと穏やかな刺激で、脚や腰まわりのむくみをしっかりケア。リラクゼーション効果も高く、心身両面の安定につながります。
当院では妊娠週数や体調に合わせたオーダーメイドの施術を行っております。むくみやだるさでお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。心をこめたサポートで、快適なマタニティライフをお手伝いいたします。