
はじめに
暦の上で「処暑(しょしょ)」は8月23日ごろを指し、厳しい暑さが徐々に和らぎ始める時期とされています。とはいえ、まだまだ残暑は厳しく、気温や湿度の変動が体調に影響を与えやすい季節でもあります。この微妙な季節の変わり目に体調を崩してしまった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回は、処暑の時期に合わせて体調を整えるポイントと、免疫力を高める食材をご紹介いたします。毎日を快適に過ごし、健康な体を維持するヒントとしてぜひお役立てください。
処暑の時期の体調の特徴とは
処暑は夏の暑さが和らぎ、秋に向けて気温が落ち着き始める季節ですが、日中はまだ暑く、朝夕は涼しく感じる日もあります。この気温差が身体にとっては大きなストレスとなり、体調不良を招きやすいことが特徴です。
体がだるくなる・疲れやすくなる
暑さが和らぐ反面、身体が気温差に対応しようとエネルギーを使い、疲労感やだるさを感じやすくなります。特に冷房の効いた室内と暑い屋外の温度差が大きい場合、自律神経のバランスを崩す恐れもあります。
免疫力が低下しやすい
体調を崩しやすい時期は、知らず知らずのうちに免疫力が弱まっている可能性があります。気温の乱高下は私たちの身体に負担をかけ、抵抗力を下げる要因のひとつです。風邪や感染症、慢性的な疲労感などの症状が現れやすくなります。
睡眠の質の低下
日中の暑さや夜間の冷え込みなど季節の変わり目は、睡眠のリズムが乱れがちです。睡眠不足や浅い眠りが続くと、身体の回復力が下がり、体力や免疫力にも影響が出ることがあります。
処暑の時期に効果的な体調管理法

季節の変わり目である処暑の時期は、身体の変化に合わせたケアが重要です。以下のポイントを意識して、健康的に過ごしましょう。
1. 無理のない適度な運動を取り入れる
暑さが和らぐこの時期は、屋外でのウォーキングや軽いストレッチなど、適度な運動を行うのに適しています。運動は血行促進や筋肉のこり解消に役立ち、自律神経のバランスを整える効果も期待できます。ただし、急激な運動や長時間の激しい運動は避け、体の状態を見ながら無理なく行いましょう。
青空堂はりきゅうマッサージ院では、鍼灸治療や筋膜リリース、マッサージを組み合わせて、疲労回復や姿勢改善をサポートしています。お一人おひとりの体調にあわせたオーダーメイドの施術で、健康的な体づくりをお手伝いしていますので、気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。
2. 良質な睡眠環境の整備
暑さが和らいできたとはいえ、まだ寝苦しさを感じる日もあります。寝室の温度調整や適切な寝具の利用、就寝前のスマホ・PC操作の控えなど、睡眠環境を整える工夫が必要です。快適な眠りは自律神経を整え、免疫力を向上させる重要なカギとなります。
3. こまめな水分補給とバランスの良い食事
暑い季節の名残で、まだ汗をかくことも多い時期です。脱水症状を防ぐためにこまめな水分補給が重要ですが、一方で冷たい飲み物ばかりを摂ってしまうと体が冷え、免疫力が下がることもあります。体を温める飲み物を選び、ぬるめのお湯や白湯で水分補給を心がけるとよいでしょう。また、栄養バランスの良い食事が体調管理には欠かせません。
処暑の時期におすすめの免疫力を高める食材
体調を整えるためには、栄養面からのアプローチも非常に重要です。暑さが落ち着く処暑の時期に適した食材を取り入れて、免疫力アップを目指しましょう。
1. 緑黄色野菜(ほうれん草、かぼちゃ、にんじんなど)
ビタミンAやC、Eなどの抗酸化ビタミンを豊富に含み、細胞の老化防止や免疫細胞の働きをサポートします。また、豊富な食物繊維は腸内環境を整え、免疫の70%が存在する腸の健康維持に役立ちます。
2. 発酵食品(納豆、味噌、キムチ、ヨーグルトなど)
腸内の善玉菌を増やし、免疫力を高める効果があります。夏の疲れや食欲不振で胃腸の調子が崩れやすい時期におすすめです。毎日の食事に取り入れて、腸内環境を整えましょう。
3. 鶏肉や魚介類
高たんぱくで、体の修復や免疫細胞の生成に欠かせない栄養素を補えます。特に青魚に含まれるDHAやEPAは抗炎症作用もあり、健康維持に適しています。鶏肉のささみや胸肉は脂肪が少なく消化も良いため、体調が優れない時でも摂りやすい食材です。
4. しょうがやにんにく
身体を温める作用があり、内臓の働きを活発にして免疫機能を引き上げます。暑さにより体が冷えてしまいがちな方に特におすすめです。調味料として料理に取り入れやすいのも嬉しいポイントです。
東洋医学の視点からみた処暑の過ごし方

当院では東洋医学の考え方も大切にしております。処暑の時期は「気」の流れが変化しやすく、身体のバランスを崩しやすい季節です。鍼灸やマッサージは、体内の気血の巡りを整え、自然治癒力を高める効果があります。
1. 自律神経を整える鍼灸施術
気温や生活リズムの変化で乱れやすい自律神経は、鍼による優しい刺激で整います。処暑の季節に感じやすい疲れや眠りの浅さを改善し、心身の深いリラクゼーションを促します。
2. 筋膜リリースやマッサージで血流促進
筋肉や筋膜の緊張は、体の冷えやだるさの原因のひとつです。青空堂はりきゅうマッサージ院では、筋膜リリースカッターや手技によるマッサージで筋肉のこりをほぐし、身体全体の血行を促進。むくみや疲労回復に効果があります。
3. 食養生のアドバイス
症状や体質をお伺いしながら、季節に合わせた食事の取り方をご提案いたします。食べ合わせや食材選びのアドバイスも行い、体の内側から健康をサポートします。
まとめ
処暑は暑さが和らぐ一方で、気温の変動に身体が順応しにくい時期です。無理をせず、身体のサインに耳を傾けながら生活習慣を見直すことが大切です。適度な運動、良質な睡眠、バランスの良い食事を心がけ、特に免疫力を高める食材を積極的に摂ることで、季節の変わり目を健やかに乗り越えましょう。
また、身体の不調や慢性的な疲れを感じたら、青空堂はりきゅうマッサージ院の鍼灸や筋膜リリース、マッサージを受けてみてください。患者様一人ひとりに合わせた施術で、あなたの健康的な毎日を応援いたします。
この処暑の季節、ちょっとした心がけが大きな健康へつながります。どうぞご自愛ください。